日清即席カップそば比較~『どん兵衛』『江戸そば』美味いのはどっち?
日清の即席カップそば麺といえば『どん兵衛』。
『どん兵衛』のどんぶり型とは別に、カップヌードルと同じ容器に入った『江戸そば』という製品も出ています。
果たしてどっちが美味しいのか?
今回はそんなお話。
そんなわけでさっそく比較してみました。
まあ、まずはロングセラー、CMも昔からガンガン流されてるメジャリーガー『どん兵衛』から。
ご存知のように麺の上には「スープ&七味」の小袋と「あとのせサクサク天ぷら」。
3分待つのもアレなんで、そこはまるっと端折って実食しましょう。
たぶん、日本人なら一度は食べたことがある商品ですよね、これ。
なんだか説明するのも野暮に思えてきました。
まァ定番になるってぇことは誰でもそれなりに美味しいと思えるから売れ続けてるわけなんで、40年くらい売れ続けてるそれを今更拙い感想で表現しても、なんだか無無いしような気もしてきます。
「みんな、この味なら知ってるでしょ!?」みたいな。
※以前にも書きましたが、カップ麺のそばの場合、個人的には麺なら日清『どん兵衛』、スープはマルちゃん『緑のたぬき』のほうが上だと思ってます。余談ですが。
ということで、『江戸そば』のほうに行きます。
今回は限定で出てた「やげん堀 七味唐がらし」付きのやつを試食。
実は、今回、なんで比較しようかと思ったかというと、この『江戸そば』(やげん堀 七味付き)が意外に旨かったので、改めて同じ日清の『どん兵衛』と比べてみたいと思ったのがきっかけ。
ということでこれからそれをリポートしようという展開。
ではお湯を入れて3ふ(略
付いていた「やげん堀 七味唐がらし」をかけて…
かけた瞬間から「やげん堀」の七味の香りが刺激して食欲をそそってきます。
特に山椒の薫りが強くて、かなりクォリティが高い。
ぜんぜんカップ麺の安っぽさを感じませんぞ。
ひと口食べて、びっくり。
そばの香りがちゃんとする…!!
麺もしっかりコシがある。
これ、はっきり言って『どん兵衛』よりもウマいです。
たいがいカップのそばなんて、「ああ、カップ麺だなぁ」という範疇の中での美味い不味いの上下判定でしかないと思うんだけど、
これは、カップ麺というより…
駅の立ち食いそば並には旨いぞ!
(え!? 褒めてんの、これ?)
いやいや、お湯を入れて3分のジャンクフードが富士そば並の味なら、100円そこそこで買えるこっちを選んじゃいますよ自分。
それに、この『江戸そば』なら立ち食いと同じお金を払って大盛りどころかダブルで食べられるんですよ!!
惜しむらくは「やげん堀」付きなのがあくまでも限定ってとこですね。
…あ、でもそれは「やげん堀」の七味を買えば補完できるのか…
でも、まぁやっぱりトッピングの「揚げ」は『どん兵衛』に軍配が挙がるのは価格帯を考えても仕方ないのかも。
と、いったところで、思いついた!
『どん兵衛』の天ぷらを、『江戸そば』に乗っけちゃえば、日清最強MAXの天ぷらそばが完成すんじゃね??
と、いうことで、
試してみました。
あとのせだけど、天ぷらは一緒に入れちゃいました。
ま、しんなりしてるのが好きだし。
それでは、
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…むむむ…
普通?
どうやら『江戸そば』のほうは、乗ってる揚げに付けた味がお湯を注いで滲み出すことであの風味になる様子。
なので、その調味料がない『どん兵衛』の天ぷらに置換してしまうと、味が落ちてしまったようです。
結論。
やっぱりメーカーの出したものはそれなりに完成度があるので、ヘタな足し算はしないのが吉、ですかね。
ちなみに残った『どん兵衛』は月見にしておいしくいただきましたよ。